インナーマッスルセラピーをお試しください!
いつもご来院誠にありがとうございます。
本日はインナーマッスルについてお話させて頂きます。
腰痛、肩こりの主な原因はインナーマッスルであることがほとんどです。
原因は筋肉ですとお伝えさせて頂きましたが、ではどうして筋肉が悪くなってしまうのかをご説明させて頂きます。
結論から言うと傷ついた筋肉が治りきっていないからなんです。
筋肉には捻挫やむち打ち、肉離れのように筋肉に耐えられない負担がかかることでブチブチと切れてしまう悪くなり方もあれば、今までかかってきた筋肉への負担の積み重ねで悪くなるケースがあります。
筋肉に細かい小さな断裂のようなものが毎日積み重なって、筋肉に傷がついてしまうのです。
その傷が毎回治りきれば辛い症状がでることはなくなるんですね。
身体が悪い人にいえることは、仕事やスポーツ、日常生活動作の中で痛い場所をかばってしまっている方がほとんどで
お身体に小さいけれど新しい傷を作り続けてしまっているのです。
筋肉に傷がつくとそこに炎症が起こります。
炎症というのは、段階を経て最終的には治癒・治ったというのが炎症のゴールになります。
ただ、筋肉が悪くなると周りの筋肉によってかばいが出るので、炎症反応が途中で止まってしまいます。
そうなると、筋肉への血流が遮断され、シコリが出来るのです。
これを筋硬結と言います。
このシコリが悪さをして、痛みや不快な症状を出すのです。
それを筋痛症候群と言い、小さな傷が積み重なったもので慢性的な下地のようなものになるんです。
筋肉のシコリは3層構造になっています。
一番表面にあるのが筋スパズムと言いう筋肉の緊張があります。
この筋スパズムというものは、悪い部分が痛いから、その痛みが起こりにくいように緊張させている体の状態の事を言います。
その次の層には筋浮腫というものがあります。これはむくみの事です。
筋肉の中には静脈がたくさんあります。
痛みを抑えるために筋スパズムが出てくると、筋肉が静脈を圧迫してしまいます。
スパズムや筋浮腫は生理学的な状態と言って、これ自体が悪い反応ではありません。
身体が痛みとか悪い状態を抑えようとして出ているものなのです。
3層目は結合組織と言います。
要はこれが筋硬結と言います。この結合組織が痛みや不快な症状を出している原因なのです。
この結合組織の状態を病態生理学的な状態といいまして、いわゆる病気なのです。
結合組織、つまり筋硬結を取っていかない限りはスパズムや筋浮腫を何回も何回もとってももとに戻ってしまいます。
筋硬結を取り除くことが根本施術であり、根本施術を行うことで再発しなくなります。